闇金から逃げることは可能か?

逃げ切ることはできますが…

利用者に絶対完済させないというのが、闇金のやり口です。
そして、利用者が肉体的・精神的にどんなに追い詰められようと、お構いなしに取り立てるのが闇金業者のやり方です。
ですが、利用者としては、このような状態がいつまでも続くくらいなら、いっそのことすべてを捨てて逃げ切ってしまいたいという気持ちになることでしょう。

 

では、闇金から完全に逃げ切ることはできるのでしょうか。
まず誰にもわからないように夜逃げして、住所を移動しなければ逃げ切ることができます。
そして、借入金額が非常に少ない、あるいは、元本を上回る金額を返済していた場合では、そのまま逃げ切ってしまうことができる可能性が、さらに高くなります。
ですが、これはあくまでもあなた一人だけが逃げ切れるということで、あなたが逃げてしまったせいで、ご家族があなたの代わりに闇金に追いかけられたり、嫌がらせを受けたりする可能性が出てきます。

 

つまり、闇金から身を隠すということは、本当の意味で逃げ切ったことにはならないということです。
さらに、夜逃げをしてしまうと、預金通帳の作成が不可能になりますし、もちろん、クレジットカードの利用も不可となります。
また、どんなにお金に困ったとしても、自治体からの生活保護ですら受けることができなくなります。

 

もしも一家で夜逃げをしたとして、お子さんがいる場合では、お子さんが学校へ通うことができなくなる可能性が広がりますし、児童手当も受け取ることができません。
闇金に追い詰められると、夜逃げでもなんでもいいから、とにかく逃げたいという気持ちが先行することもあるでしょう。
ですが、闇金から逃げてしまうと、あなた一人だけではなく、周囲の人々すべてを巻き込むことになるということも、知っておきましょう。

 

■再び見つかったら怖いのが闇金の世界
闇金業者のほとんどは、堅気の人間ではないと考えられています。
そのため、そこは法律が通用しない世界と考えておく必要があり、夜逃げなどで一時的に闇金から逃げることができたとしても、再び見つかった場合には、なにをされるかわかりません。
これらのことを考え合わせると、闇金から逃げると、そのしっぺ返しは何倍にも膨らむと考えることができ、逃げるのであれば、正当に戦うことがいちばんの方法であるという結論に落ち着きます。
ご自身だけではなく、ご家族や周囲の人々まで巻き込んでしまう闇金から本当の意味で逃げ切るのであれば、法律の専門家に相談し、正当な方法で彼らと手を切るしかありません。